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日向建設

屋根がおかしいですよ


先日当社のお客様の所に、近所で工事をしている者ですが、お宅の屋根がまくれていますので見てあげます。とインターホン越しに訪問を受けたようです。お客様は不安になり、その業者を屋根に上らせ確認してもらったそうです。その業者は割れた小さなスレートの破片を見せ、『そろそろ屋根替えの時期に来ていますので安く工事をしてあげますよ』と言って金額の提示をして、今キャンペーンの期間なので提示金額より20%安く出来ます営業をしていったそうです。


まだこんな訪問販売をしている人が居るのに驚きましたが、オレオレ詐欺の被害が一向に減らない状況と重なって、本当に恐ろしい事です。スレートの屋根は年数が経つと固くなり人が乗ると割れやすくなっていますので、軽々しく登ってはいけません。シロアリの訪問業者も同じで事前に、小瓶にシロアリを入れて床下に潜り、『いましたよ』と見せるやり方が横行していました。訪問営業がすべて悪い訳では有りませんが、家に関しては出入り業者を決めておかないと多大な出費してしまう事がありますので、注意したいものです。


個人のお宅でそれぞれの職種の業者を決めておくのは大変な事ですので、一番いいのはその家を建築した元請け業者さんと関係を強くすることです。建売や中古住宅で手に入れた方は、近所の工務店・建設会社に事情を話し日頃から相談できる関係を築くことです。


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出入り


昨年の台風は思いもかけない位の被害をもたらしました。特に屋根に関しては屋根屋さんが病気になる位修理の依頼が来て、今なお手が付いていないお宅があります。依頼者は『幾ら掛かってもいいから早く修理して欲しい』と頼み込んできますが、実はそうは行きません。依頼の順番で業者が修理をしに来るわけではなく、お付き合いの程度・深さで順番を決めているのです。依頼者にはそんな事は伝えませんが、内心色々考えて対応しているのが本当の所です。


前回の記事にも書きましたが、どんな仕事でも相見積もりを勧める風潮がありますが、そんな人に限って業者というのは、どんな事でも対応してくれるものだと勘違いしてしまっているのです。新築をした時からの付き合いだったり、絶えず仕事の付き合いのある元請け業者からの依頼だったり、昔からその家の仕事をさせてもらっている『出入り』だとしたら、今回初めて台風の被害があったので修理して欲しいと言われても、『待ってましたすぐ行きます』とはいかないものなのです。


業者は普段からのお付き合いを大切にします。まして今回の様に台風被害で皆が困っているような状態の時、きちっと来てもらうには普段が大事なのです。相見積もりを勧め、相見積もりで値段の安い所ばかりと付き合っていると、本当に困った時に業者が来てくれなかったり、法外な料金を請求されたりしてしまいます。自分の家の近くの業者と普段からのお付き合いをお勧めます。


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相見積もりについて

家の工事に関して色々な場面(新聞や雑誌など)で業者に相見積もりを取るように勧めているケースをよく見かけます。家の工事は大きなお金が掛り、少しでも費用を抑えたい気持ちは良く分かります。しかし、相見積もりで本当に任せられる業者がわかるのでしょうか。

相見積もりの正確なやり方を考えてみましょう。まず、①内容の良く分かる図面を示し、②細部は仕様書(材質や仕様などは決めておく)を作成し、③業者からの質問に対しては、その質問と答えを書類にして参加業者に配ります。その時に同じ条件を示すことが一番大事です。その時その時に違った説明をされては見積金額に違いが出てしまい、仕上がる内容が異なったものになってしまいます。参加者全員が同じ情報で見積もりを作成し提出できるように配慮しなければなりません。発注者はその見積り内容や金額を見て業者を決定します。見積もりの時に複数の業者を一度に呼べれば良いのですが、素人の方はなかなか難しいので個別に呼ぶことになります。

見積もりには相当な時間と労力が掛かります。初めから業者を決めておいて相見積もりをさせるのは不誠実です。最初に相見積もりであることを知らせてあげましょう。家の工事をするという事はお医者さんに体を見てもらう事と同じで、主治医が必要です。相見積もりを否定しませんが、出入り業者(主治医)を決めることから始めませんか。

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蓄熱式床暖房


これから寒い季節を迎えますが家の中の温熱環境は如何ですか。寒くなったらエアコンを点ければ良いと思っている貴方、原子力発電になるべく頼らず、日本中節電をしなければならない時です。


電気を使わず太陽熱温水器を利用して給湯・暖房をする仕組みがあります。一般家庭のエネルギー消費の60%以上が給湯と暖房に使われており、照明や動力・音響・エアコン等電気でなければ使えない物は30%程度です。太陽熱で熱くなったお湯を床下のコンクリートの中に螺旋状に張り巡らせ、コンクリートを温めます。一度温まったコンクリートは石と同じ様になかなか冷める事無く、遠赤外線を放出し続けます。太陽が沈んだ夜間でも部屋の温度は一定に保つ事が出来るような仕組みになっています。


太陽光発電が推奨され、固定価格買い取り制度が崩壊した今、売電することで費用が回収出来ますという、営業トークで本来のエコロジーを見失っていませんか。電力の消費を抑えて太陽熱の利用を積極的にすることで、個人の立場でも日本の経済の立て直しに邁進しませんか。


火力発電の燃料輸入で日本の経済力は低下しています、家庭の給湯・暖房を太陽熱の利用に変えることで、電力消費をかなり抑えることが出来ます。


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台風被害について



この秋に今までに経験のない様な風と雨の被害をもたらした台風が来ました。私は色々な方から復旧工事の相談を受けました。車庫の屋根が飛んだ案件や・瓦屋根の破損・雨漏れ・樹木の倒壊など、色々でした。


ある住宅地に住む方から『屋根の瓦が壊れたので見て欲しい』との連絡でした。先ず何年前に建てられたのかと、どこで施工したのかをお聞きしました。25年くらい前で有名HMの建てたものとの事でしたので、そちらに連絡するように伝えた所、有名HM曰く『今回の台風での被害現場が多く出ていてとても手が回らない』との事、また『その程度の仕事なら地元の業者に相談してほしい』との事でした。その答えを聞いた私な何とも言えない気持ちになり、他に助けてもらえる人はいないのですかと聞いた所、どうしても見て欲しいとの事だったので、現調することにしました。


日時を決めて現調に伺った所、60代後半のご夫婦が出迎えてくれて色々話をしていた折、破損した瓦の写真と見積もりを出してきて私に見せようとしました。既に他の会社から見積もりを取っていたのです。私は又何とも言えない気持ちになり、ご夫婦に『私に何を求めているのですか』と聞きました。有名HMの対応にも驚きましたが、この様な状況でも相見積もりを望むご夫婦に何とも言えない寂しさを感じました。当然仕事はお断りしました。